[JOSA]日本整形外科勤務医会  
あいさつ(概要)
 
会長就任のご挨拶
日本整形外科勤務医会会長 三上容司
 
平成27年5月20日の日本整形外科勤務医会総会におきまして会長を拝命いたしました三上容司(みかみようじ)です。初代 東 晃先生、第2代 大井利夫先生、第3代 三笠元彦先生、第4代 立花新太郎先生、第5代 佐々木 孝先生につづいて、6代目となります。会員諸氏におかれましては、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昭和59年6月に関東地区の整形外科勤務医有志が集まり、関東地区整形外科勤務医会が設立されました。これが、整形外科における勤務医組織化の嚆矢です。当時の会員数は340名程度でした。研修会の開催、情報交換などが行われたようです。その後、昭和61年7月に北海道地区で整形外科勤務医会が発足しました。昭和62年9月には、日整会評議員勤務医の会が発足し、全国組織を確立し、組織を充実させ、勤務医の労働環境を改善する必要性が論じられたようです。このような議論を経て、平成元年に全国組織としての日本整形外科勤務医会が設立され4月16日に設立総会が開催されました。発足当時の会員数は900名弱でしたが、その後、全国各地区に支部が誕生し、平成21年には、全国を7ブロックに分け、各ブロックから副会長を選出するようになりました。現在会員数は1800名強となっています。ただし、日整会の会員数が2万人を超え、研修認定施設が2000を超える現状に鑑みると、会員数としてはまだまだ十分とは言えない状況です。平成20年には本会の英文表記としてJapan Orthopaedic Surgeons Association(JOSA)が採用されました。JOA(日整会)、JCOA(日本臨床整形外科学会)と並んで、JOSA(日本整形外科勤務医会)と簡便に表記することができるようになりました。
今後、新専門医制度の施行に伴い、研修基幹施設と連携施設では、専攻医に対してこれまで以上に質の高い指導、教育が求められます。特に連携施設の大半は市中の一般病院ですので、勤務医の果たす役割はより大きくなります。そのためにも、会員の拡大、組織整備が大きな課題と考えています。いまだ、支部組織のない地区には、地区の大学、整形外科医会とも調整、連携しつつ、勤務医会の支部組織を立ち上げるための支援を行いたいと考えています。また、引き続き、外保連や全国整形外科保険審査委員会議への参画といった社会保険に関わる活動、日整会学術総会へのシンポ・パネルへの応募・勤務医会主催の教育研修会開催といった学術活動、勤務医会の財政基盤の強化等に取り組んでいく所存です。
 勤務医会は、会員資格として日整会会員であることを求めていますが、日整会の一分科会ではありません。あくまで独立した組織です。もちろん、独立という意味は独立独歩という意味ではなく、“独立共歩”あるいは“独立協歩”という意味です。しかし、勤務医会はJOSやJCOAに比べ、会員数も少なく財政基盤も脆弱なのが現実です。このような勤務医会に、何ができるのでしょうか。前述のような地道な活動が、長い目で見れば、勤務医に何らかの恩恵をもたらしているのは間違いないと思います。しかし、それだけでは不十分かもしれません。若手にとってより魅力的な組織にする必要があります。JOSAの特色を思いつくままキーワードで表すとすると、手術、外傷、スキル、医療安全・質、医療倫理、マネジメント、経営、勤務環境、女性医師といったところでしょうか。JOS、JCOAが十分取り組めていないが勤務医にとって大切な“何か”を探すべきかもしれません。それが、若手の整形外科勤務医を取り込む鍵かもしれません。あるいは、綱領に記された本会の目的、すなわち、「勤務医の立場より、整形外科医療ならびに学術の進歩発展に寄与すること」をより具体的なビジョンとして掲げる必要があるかもしれません。本会のあり方も含めて、皆様とも議論して参りたいと思っています。
 本会の運営に際しまして、引き続き皆様の多大なるご支援とご協力を賜りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
JOSA [JOSA]日本整形外科勤務医会
(C) Copyright 2017 Japan Orthopaedic Surgeons Association. All Rights reserved.
JOSA